[初級編第4回]
"これだけあれば、まんがが描ける""
道具をそろえよう!その2

●まんがに必要な道具

 前回、紹介しきれなかった道具の続きです。

5)原稿用紙

原稿用紙
●漫画原稿用紙・B4(40枚):600円くらい
 一口にまんが用の原稿用紙といっても紙質・サイズ・厚さでさまざまなものがあります。紙質は上質紙・ケント紙・画用紙など。サイズはB4版・A4版などですが、新人コミック大賞に応募する場合、B4版の原稿用紙を使います。  厚さは重さの単位であるkgで表しますが(重いほど厚い紙になります)、135kgくらいのものがいいでしょう。最近は、各社からまんが専用の原稿用紙が発売されているので、それを購入するのが手軽です。基準となる版面用のワク線や目盛りが青く印刷されたものが使いやすいと思います(この青い線は印刷には出ません)。  原稿用紙は実際にインクとペンで描いてみないと、描きやすいかどうかの判断はできません。何社かの原稿用紙を試してみてください。写真はミューズの漫画原稿用紙・B4(上質紙 135kg)です。


6)鉛筆・消しゴム

鉛筆消しゴム
●鉛筆(芯の硬さB):60円くらい(1本)
●プラスチック消しゴム:200円くらい
 原稿用紙に下描きを入れるときに使います。鉛筆ではなく、シャープペンでもOKです。HB~2Bくらいの芯を使いましょう。芯が硬すぎると原稿に鉛筆あとが残って、ペンがひっかかったりしますし、逆に柔らかすぎると消しゴムをかけるときに鉛筆線がきれいに消えないことがあります。
 消しゴムは通常のプラスチック消しゴムを選べばいいでしょう。昔は原稿用紙との相性もあり、消しゴムをかけたら紙がケバだってしまうこともあったのですが、今はほとんどないようです。

7)定規

 ワク線を引いたり、効果線を描いたりするときに使います。40cm程度の直線定規が1本あれば大丈夫ですが、できれば三角定規も一つあると便利です。直線定規とあわせて写真のように簡単に垂直線や平行線が引けます。  目盛りのついた透明アクリル製で、直線定規はインクの染みこみ防止の面取りが片面にされているものを選びましょう。精度の高い定規は高価ですが、ていねいに使えば一生モノです。
定規
●直線定規(45cm):1,500円くらい
●三角定規(2本組):1,800円くらい
サインペン
●サインペン(0.8mm):200円くらい

8)サインペン

 Gペンなどと違い、幅のそろった線を引くときに使います。とりあえず0.8mmの線幅のものが1本あれば、ワク線を引くときに重宝します。  作家さんによってはもっと細い線幅のものを丸ペンのかわりに使い、背景を描いたりしています。
筆ペン
●筆ペン:500円くらい

9)筆ペン

 本来は書道用のものですが、黒ベタ部分を塗りつぶすのに便利です。中字~太字のものを買いましょう。使い慣れれば、細かな込み入った部分も大面積も、これ1本で塗りつぶすことができるようになります。

10)製図用ブラシ

ブラシ
●製図用ブラシ:
800円くらい
 原稿用紙にケシゴムをかけたあとのカスをはらうのに使います。必ずないといけない道具ではありませんが、手でこすったりはらったりすると原稿用紙が汚れて、思わぬ修正をすることになります。『転ばぬ先のブラシ?』ですね。

 以上が基本のまんが道具です。全部揃えるとけっこうな金額になってしまいますが、絵を描くだけなら、原稿用紙・インク・ペン&ペン軸だけでできます。いきなりコマを割って描くのではなく、1シーンだけ描いてみる…ことから始めてもいいのです。もちろん最初はペンにも慣れていないし、うまく描けないでしょう。プロの作家さんも初めはそうでした。とにかくたくさん描くことでうまくなっていったのです!
 次回は、"1コマ、人物の絵を描いてみよう!"です。お楽しみに!(7月24日(月)更新予定)

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